新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

投資・運用 中国大失速

どうなる景気対策 「深刻不況」回避に躍起の習政権=関辰一

2019年の主な内需刺激策
2019年の主な内需刺激策

詳しくはこちら

 中国の景気減速が一段と鮮明になり、習近平政権が予想以上の投資冷え込みに特に危機感を抱いている。与信や債務を抑制する「デレバレッジ」政策の行き過ぎを見直し、安定成長を重視するスタンスへとシフトを進める。3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代)の初日に発表された政府活動報告でも、財政出動と金融緩和によって、景気の大幅な下振れを断固回避する姿勢を明瞭にした。

 政府の内需刺激策は、設備投資拡大策、インフラ投資促進策、消費刺激策の三つに分けられる(表)。

残り2077文字(全文2309文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事