国際・政治論壇・論調

EUがブレグジットを無条件延長 本音は「離脱取り消し」=増谷栄一

    辞任と引き換えに自身の案への支持を訴えたメイ首相(Bloomberg)
    辞任と引き換えに自身の案への支持を訴えたメイ首相(Bloomberg)

     EU(欧州連合)からの離脱をめぐり、英国議会は3月29日、テリーザ・メイ首相の離脱協定案(政治宣言部分除く)を否決した。これで離脱日は4月12日と決まったが、今後、離脱日は長期延長され英国は5月下旬のEU議会選挙に参加する見通しが強まった。しかし、メイ首相は辞任せず解散総選挙の可能性をにらみながら最後まで首相案の議会承認を模索し続ける方針だ。

     EUは3月21日に開いた加盟27カ国の首脳会議(サミット)で、英国のEU離脱日を従来の3月29日から4月12日、または5月22日に延長するという二つのシナリオで承認した。メイ英首相のEU離脱協定案とEUとの将来の貿易関係を規定した共同政治宣言案が下院の3回目の投票で可決された場合は5月22日、下院で否決された場合は4月12日を離脱日とするものだ。

    残り1025文字(全文1373文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月9日号

    最強の米国株&経済16 ダウ3万8000ドルの声も 「買い参戦」する日本の個人 ■市川 明代/白鳥 達哉18 米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 ■岡元 兵八郎21 まだある注目銘柄 身近なアップル、ディズニー 国策のテスラやネクステラ ■佐藤 一樹25 ネット証券で買う 定額 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事