ついに逆転したGMSと通販の売り上げ=市岡繁男
有料記事
米国ではいま、通販の売り上げはGMS(総合小売業、含む百貨店)を上回る。2009年時点では通販の売り上げはGMSの半分に過ぎなかったが、その後の10年間で両者の地位は逆転した。
その象徴的存在は時価総額が一時、1兆ドル(約109兆円)を突破したアマゾンで、今年は米国の通販売り上げの5割弱を占めるとも予測されている。通販の小売り全体に占める割合は約13%なので、同社は全米の小売売上高(年間約5.4兆ドル)の7%弱を握っていることになる。しかも、…
残り337文字(全文561文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める