週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

1929年を連想させる米国の不振銘柄=市岡繁男

     米国株は昨年末安値からV字で回復し、新高値を更新した。だが、その一方で住宅や自動車、銀行などの株価は不振を極めたまま、今も2018年1月の高値から10~20%も下回っている(図1)。

     家計にとって最も高額な買い物は一に住宅、二に自動車で、その購入資金の多くは銀行などからの借入金で賄われている。こうした住宅や自動車、銀行株の低迷は、購買力の低下に起因する個人消費の変調を反映しているのではないか。

     実際、住宅や自動車関連の統計をみると、マスコミに喧伝(けんでん)された「好調な米国経済」とは異なるイメージが浮かび上がる(図2)。

    残り297文字(全文562文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    4月27日号

    未来産業の本命 新エネ、DX、デジタル通貨第1部 エネルギーとデジタルが生む革新14 脱炭素の大開拓時代 革命は日本から始まる ■浜田 健太郎/村田 晋一郎16 新エネ(1) 洋上風力 潜在力は原発500基分 ■宗 敦司19 (2) 送配電 「直流送電」で再エネ普及へ ■南野 彰24 (3) 蓄電池 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事