週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

江戸時代にもあった少子化問題=市岡繁男

    (出所)相馬市史(年貢収納量)、板倉聖宣氏(人口)
    (出所)相馬市史(年貢収納量)、板倉聖宣氏(人口)

    『日本史再発見』(板倉聖宣著、朝日選書)は、今日の人口問題を考えるうえで示唆に富む。江戸時代、相馬藩(現在の相馬市周辺)の人口や年貢収納量は1720年ごろがピークで、その後の60年で人口や年貢収納量は4割以上も減少した(図1)。これは徳川吉宗が出した「新規製造物禁止令」によって、その後の経済が停滞したからだという。

     新田開発事業という公共工事を削減された結果、農民の収入は減少、生活は困窮する。それなのに藩は、過去…

    残り352文字(全文560文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    2月4日号

    AIチップで沸騰!半導体第1部 世界の開発最先端14 GAFAも開発に乗り出す AIチップの8兆円市場 ■津田 建二/編集部18 Q&Aで分かる AIチップ ■編集部/監修=本村 真人21 インタビュー ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP) 山本達夫 社長「推論用AIチップのコア開 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット