南アフリカ 大統領の改革阻む「内なる敵」=小泉大士
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5月8日に投開票された南アフリカ総選挙で、与党アフリカ民族会議(ANC)は苦戦しながらも大幅な後退を免れた。ラマポーザ大統領は経済再建と汚職対策への取り組みを本格化させる構えだが、今後待ち受けるのは「内なる敵」との戦いだ。大統領は昨年10月の投資フォーラムで、「経営者を敵視し、白人の資本独占と非難するのは今日で終わりだ」と発言。一方、党ナンバー2のマハシュレ幹事長は5月18日、「白人の資本独占を許す限り、多く…
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週刊エコノミスト
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