新聞から言葉をえぐる(6月15~21日)
「皆さんやりました。日本人初、(1巡目で)NBAです」=6月21日付『読売新聞』夕刊
米プロバスケットボールNBAのドラフト会議がニューヨークで行われ、ゴンザガ大の八村塁(21)が首都ワシントンを本拠地とするウィザーズから1巡目(全体9位)で指名された。日本選手の1巡目指名は初。八村がインタビューで、日本のファンに向けて。
「年金がいくらとか、自分の生活として心配したことはない」=15日付『毎日新聞』
麻生太郎副総理兼金融担当相(78)は衆院財務金融委員会で「年金を受け取っているか」と問われ、「正確な記憶がない」と答弁した。
「参院選後に早期に成果を上げたいことでは一致している」=15日付『毎日新聞』
日米両政府は貿易交渉の閣僚級協議をワシントンで開いた。終了後の記者会見で茂木敏充経済再生担当相が、今夏以降の早い時期に大筋合意を目指す考えを示して。
「現時点で自衛隊のニーズは確認されず、部隊派遣の考えはない」=15日付『朝日新聞』
ホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカーが攻撃を受けたことについて、岩屋毅防衛相が会見で。
「真実と責任の所在を明らかにする必要がある。検証は独立した団体によってのみ可能だ」=15日付『読売新聞』夕刊
タンカーが攻撃を受けた事件について、国連のグテレス事務総長が会見で、独立組織による調査が必要との考えを示して。
「残念というより悲しい。防衛省はマイナスのスタートと受け止めてほしい」=17日付『毎日新聞』夕刊
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備計画を巡る防衛省の調査報告書に複数の誤りが見つかるなどした問題で、岩屋防衛相が秋田県庁を訪問した。岩屋氏の謝罪に対して佐竹敬久知事が。
「古瀬がんばれ!!」=18日付『読売新聞』
大阪府吹田市の交番で、古瀬(こせ)鈴之佑(すずのすけ)巡査(26)が男に包丁で刺され、意識不明の重体となった。佐賀県立佐賀工高ラグビー部の先輩にあたる五郎丸歩選手(33)=ヤマハ発動機=がツイッターで。
「社会の対立が解消されない限り、改正手続きを再開しない」=19日付『日経新聞』
香港政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官が会見し、香港から中国本土の司法当局への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を事実上、撤回した。
「関税は、米消費者や米企業への(低所得者ほど負担が大きい)逆進的な税金だ。製品の安全性も犠牲にされかねない」=19日付『朝日新聞』
米通商代表部(USTR)が中国への制裁関税の第4弾について公聴会を開き、出席した企業や団体からは反対が相次いだ。幼児製品生産者協会のリサ・トローフ氏が。
「米国を偉大なままにする。決して失望させない」=19日付『日経新聞』夕刊
トランプ米大統領は南部フロリダ州オーランドで支持者集会を開き、2020年の大統領選への立候補を正式に表明した。
「大変重要な質問ですが、解散という言葉は私の頭の片隅にはございません」=20日付『毎日新聞』
安倍晋三首相が党首討論で、日本維新の会の片山虎之助共同代表から衆院解散・総選挙に踏み切る可能性を問われて。
「世界景気の力強さに懸念が生じている。多くのメンバーが金融緩和の必然性が高まっていると考えている」=21日付『日経新聞』
米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くことを決めたが、声明文で「景気拡大を持続させるために適切に行動する」と明記し、年内の利下げを示唆した。パウエル議長が会見で。
「多くの措置を講じたが、当事国の良い反応を得ていない。辛抱強く待つが、当事国は歩み寄ってほしい」=21日付『朝日新聞』
中国の習近平国家主席が北朝鮮を訪問し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。金委員長が、朝鮮半島の緊張緩和に向けた自らの措置に米国側から前向きな回答がないと不満を表明して。
「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」=21日付『毎日新聞』
イランの精鋭部隊「革命防衛隊」は、南部ホルムズガン州の上空で米国の無人偵察機を撃墜したと明らかにした。サラミ司令官が演説で。