新聞から言葉をえぐる(6月8~14日)
「日本記録は正直あまり実感はないんですけど、今後もまだ速いタイムは出ると思っている」=6月9日付『朝日新聞』
陸上男子のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が、米テキサス州オースティンで行われた全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97(追い風0.8メートル)の日本新記録を樹立し、3位に入って。
「電池が多少高くても、車の値段を抑えてでも、トータルのビジネスが成立する可能性が高まってきた」=8日付『毎日新聞』
トヨタ自動車は、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車の世界販売台数に占める割合を半分にする目標について、従来の2030年から25年に5年前倒しで達成できるとの見通しを明らかにした。寺師茂樹副社長が記者会見で。
「家宅捜索は明らかな脅しだ。報道を封じようとするいかなる企てとも闘う」=8日付『毎日新聞』
オーストラリア連邦警察は、豪公共放送ABCのシドニー本社を機密文書漏えいに関わった疑いで家宅捜索した。ABCのバットローズ会長が声明を発表して。
「制限をかけることでかなりの障害予防につながる。指導者が投手を大切に育てる方向に向かうはず」=8日付『読売新聞』
日本高校野球連盟が設置した「投手の障害予防に関する有識者会議」(座長・中島隆信慶大教授)の第2回会合が開かれ、1大会で一定の球数制限を設けることを答申に盛り込む方針を決めた。中島座長が会見で。
「防衛省の姿勢は、はなはだ疑問。話は振り出しに戻ったと思っている」=11日付『毎日新聞』
秋田市への陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備検討を巡る防衛省の調査報告書にデータの誤りがあったことが判明。秋田県の佐竹敬久知事が県議会での答弁で。
「機体に異常が発生していた可能性は極めて低い」=11日付『日経新聞』
航空自衛隊は、空自の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが4月に青森県沖の太平洋で墜落した事故に関し、死亡した操縦士が平衡感覚を失う「空間識失調(くうかんしきしっちょう)」に陥り、急降下に気づかなかったのが原因と推定する中間報告を公表した。岩屋毅防衛相が。
「政府の政策スタンスと異なる」=11日付『朝日新聞』夕刊
麻生太郎副総理兼金融担当相は閣議後会見で、夫婦の老後資金として「30年間で約2000万円が必要」とする試算を盛り込んだ金融庁の報告書を受け取らない意向を示した。
「政権が反対意見を露骨に消し去ることを可能とし、香港を完全に中国にしてしまうものだ」=11日付『毎日新聞』
香港の「雨傘運動」を主導した学生団体の元幹部、周庭さん(22)が、「逃亡犯条例」改正に反対するデモに参加した後、来日し会見。条例改正の撤回を訴えて。
「報告書はもうなくなったわけだから、予算委員会にはなじまない」=13日付『毎日新聞』
麻生氏の報告書受け取り拒否を踏まえ、自民党の森山裕国対委員長が記者団に。野党が求める衆参両院での予算委開催には応じない考えを示した。
「私の頭の中には素晴らしいプロジェクトとして残り続ける」=13日付『日経新聞』
仏ルノーのジャンドミニク・スナール会長が株主総会で、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との統合交渉が破断になったことについて。交渉再開に含みを持たせた。
「トランプ(大統領)は意思を伝達するに値しない。私から彼への返答はなく、これからもしない」=14日付『読売新聞』
イランを訪問した安倍晋三首相は最高指導者ハメネイ師と首都テヘランで会談した。首相から「トランプ氏のメッセージ」を伝えられたハメネイ師が、米国との対話を拒否する姿勢を示して。
「(最初に)縁石と衝突して以降、パニック状態になり、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性も考えられる」=14日付『毎日新聞』
東京・池袋の都道で4月、暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が警視庁の調べに。
「米政府はイランに攻撃の責任があると分析している」=14日付『朝日新聞』夕刊
中東のホルムズ海峡付近で、日本の海運会社「国華(こくか)産業」が運航するケミカルタンカーなど2隻が攻撃を受けた。ポンペオ米国務長官が会見で。