インド 過去最悪の失業率にがくぜん=渡邉亜里紗
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インド統計局は今年5月末、雇用に関する報告書を公表した。報告書は、2017年7月から1年にわたり、国、州レベルの雇用・失業の実態を把握するため、約10万世帯(43万人)を対象に実施された労働力調査である。
その結果、失業率は都市部で7・8%、農村部5・3%と過去45年で最高水準となり、いずれも中等学校以上(10年生以上)の教育を受けた人や若年層の失業率も悪化。過去5年間、6・8~8・2%の経済成長率を誇るインドで、雇…
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週刊エコノミスト
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