経済・企業学者が斬る・視点争点

サイボウズに見る働き方の教訓=稲水伸行

(出所)里政幸氏の資料を基に筆者作成
(出所)里政幸氏の資料を基に筆者作成

詳しくはこちら

低離職率を支える社員目線の制度

 近年の「働き方改革」の流れを受け、企業などでは多様な働き方の実現が喫緊の課題となっている。中には働き方改革が奏功し経営に好影響を及ぼすに至った企業も少なからずある。そうした企業の取り組みは他の企業にとって一つの指針となる可能性が高い。

 そこで筆者は働き方改革に積極的な企業の一つ、サイボウズ社の取り組みについて、里政幸氏(筑波大学大学院博士課程)、生稲史彦・筑波大学准教授とともに調査したところ、同社では徹底して社員の立場に立った人事制度改革を、絶え間なく実行していたことが分かった。

残り2269文字(全文2534文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号(8月16日発売)

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事