経済・企業学者が斬る・視点争点

サイボウズに見る働き方の教訓=稲水伸行

(出所)里政幸氏の資料を基に筆者作成
(出所)里政幸氏の資料を基に筆者作成

詳しくはこちら

低離職率を支える社員目線の制度

 近年の「働き方改革」の流れを受け、企業などでは多様な働き方の実現が喫緊の課題となっている。中には働き方改革が奏功し経営に好影響を及ぼすに至った企業も少なからずある。そうした企業の取り組みは他の企業にとって一つの指針となる可能性が高い。

 そこで筆者は働き方改革に積極的な企業の一つ、サイボウズ社の取り組みについて、里政幸氏(筑波大学大学院博士課程)、生稲史彦・筑波大学准教授とともに調査したところ、同社では徹底して社員の立場に立った人事制度改革を、絶え間なく実行していたことが分かった。

残り2269文字(全文2534文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事 「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事