経済・企業注目の特集

米国が突然の追加関税第4弾、利下げ後に市場大荒れ 内憂外患の中国に揺さぶり=矢作大祐

    (注)カッコ内の数字は関税率。第4弾の内容は8月1日現在(出所)編集部作成
    (注)カッコ内の数字は関税率。第4弾の内容は8月1日現在(出所)編集部作成

     トランプ大統領は8月1日、中国に対する第4弾の追加関税の実施を公表した。第4弾の内容は、これまで追加関税が課されていなかった中国からの約3000億ドル(約33兆円)規模の輸入品に対して、9月1日から新たに10%の追加関税を課すというものだ(図1)。今回の追加関税の発動対象は、米国の対中輸入額の5割弱を占める規模となる。

     第4弾の公表は市場参加者にとって、予想外のタイミングだった。7月31日、米連邦公開市場委員会(FOMC)は景気悪化を防ぐために、0・25%の予防的利下げを決定。しかし、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が本格的な利下げの開始を否定したことから、市場参加者は更なる利下げの期待が薄くなったと認識し、株式市場は下落した。

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