教養・歴史著者に聞く

『なぜオフィスでラブなのか』 著者・西口想さん 労働団体職員

    オフィスラブを描いた小説から働き方や社会のありようを見る

     オフィスラブ。なんとも気恥ずかしい単語だ。「どんなことを言ってくる本なんだろう?って、怪しいですよね」と西口さんは笑う。しかしながら、職場が舞台の恋愛を描いた11編の物語を読み解くなかで浮かび上がるのは、日本の働き方であり、社会である。だから、そう、この本は経済書として読んでみたい。

     日本は実はオフィスラブ大国だ。初婚夫婦の出会いのきっかけでは「職場や仕事」が過去30年にわたって3割前後を占めている。

    残り962文字(全文1193文字)

    週刊エコノミスト

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