改憲推進の衆院解散カード 「年内」は参院選ツケで暗雲=高塚保
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安倍晋三首相の国政選挙6連勝で終わった今回の参院選。政権基盤は引き続き安定し、首相は宿願の憲法改正に向けた動きを強めるだろうが、議論を動かすのはそう簡単ではない。8月下旬には年金の財政計算の結果が出るほか、日米貿易交渉の結論を出す時期も迫ってくる。難題が待ち構える中、早期の衆院解散・総選挙はあるのか否かが政局の当面の焦点となってくる。
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週刊エコノミスト
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