週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

若年人口比率と戦争、金融危機=市岡繁男

     米国の歴史家、W・マクニールによると、20世紀に起きた両大戦の背景には人口過剰問題があったという(『戦争の世界史』中公文庫)。事実、戦前の日本では国民の4人に1人が若年人口層(15~29歳)であった。戦前の日本は良くも悪くも人口が過剰だったのだ。

    第二次世界大戦後の統計を見ても、各国とも若年人口比率がピークを迎える前後に戦争や動乱が起きている(図1)。ベトナム戦争やソ連のアフガン侵攻、「アラブの春」はその事例である。若年人口は兵役対象年…

    残り331文字(全文551文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月24日号

    日本経済総予測第1部14 富裕層にアベノミクスの恩恵 「消費の二極化」鮮明に ■浜田 健太郎/岡田 英17 2020年の主な国内イベント18 インタビュー リチャード・クー 野村総合研究所主席研究員、チーフエコノミスト 「中立な『財政委員会』設置し今こそ財政出動と構造改革を」20 外需 米予防緩和で [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット