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出会いも会話もアプリで 老若男女がオンライン・デート=小林知代

    指1本で相手を選定?(Bloomberg)
    指1本で相手を選定?(Bloomberg)

     先日サンフランシスコに住む長女と通話アプリ「スカイプ」で会話していたら、今の付き合い方は我々の時代と全く異なることが判明した。「ママ、オンラインでまずマッチしてからデートするのよ」。

     一説によると米国で結婚したカップルの3分の1はオンラインで知り合っているという。4000万人の会員を持つ最大手の「マッチドットコム」から、「ティンダー」「ヘッジ」「バンブル」などおびただしい数のアプリがある。さらに、新たなアプリが雨後のタケノコのように登場し、米国ではオンラインのデート仲介、パートナー紹介サービスが一大産業となっている。

     カジュアルなデートから結婚を前提とした深い関係を求めるサイト、アフリカ系、アジア系、ヒスパニック系などの人種別、クリスチャン、ユダヤ教、イスラム教など宗教別、LGBTなど性的少数者向け、高学歴志向、50歳以上のシニア向けなど、種類と形態は豊富だ。有料制・無料双方あるが、多くのサイトで女性の比率が多い。例えば、大学卒を対象とする「エリートシングルス」は56%が女性、44%が男性だ。

     一昔前は近所か親戚、学生や同僚など知り合いを通してしかパートナーには出会えなかった。しかし、今や、共通の価値観や好みを持つ、ソウルメート(心の伴侶)を求めて世界中をいとも簡単に探しまわることができる。それも、リビングルームでテレビを見ながら、スマートフォンやタブレットを片手に気軽にできるのである。これぞIT技術のたまものである。

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