永田町で広がる“反緊縮” 消費税巡り野党共闘に影=人羅格
有料記事
臨時国会の論戦が始まった。
改造人事を経て初の攻防だが、安倍晋三首相による所信表明演説は拍子抜けするほどあっさりしたものだった。
その中でしきりと強調したのが10%への消費増税に伴う景気対策だ。軽減税率、プレミアム付き商品券発行や住宅減税など「十二分の対策」を並べ挙げ、追加の経済対策に含みを持たせた。
関西電力幹部の金品受領、「かんぽ」不正報道をめぐるNHK経営委員会の介入疑惑など与党として火種の多い国会である。
残り1817文字(全文2026文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める