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資源・エネルギー ワシントンDC

風力発電の存在感高まるも 失効迫る再エネの連邦補助=川上直

とにかくスケールが大きい(カンザス州)
とにかくスケールが大きい(カンザス州)

 遅めの夏休みを利用して、8月の終わりに西海岸カリフォルニア州を訪れた。レンタカーで、周囲に何もない真っすぐな道路を運転していると、大きな風力発電サイトが現れた。日本でも同じ光景を目にするが、規模が全く違った。走れども走れども、いったい何台あるのかというほどの風車の数だ。環境意識の高いカリフォルニア州だからなのかとも思ったが、とにかくスケールの大きさに驚いた。

 米国は中国に次ぐ世界第2位の風力発電容量を誇り、エネルギー省のデータによれば、2018年末で設備容量は9万6000メガワットに達している。直近では、米国全体の発電量の約20%が水力発電を含む再生可能エネルギー由来で、6・5%が風力発電によるものだ。

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