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米・法人税収に連動する長期金利=市岡繁男

いま主要10カ国の自動車生産台数(12カ月移動平均)は2018年7月のピークから大幅に減少している。月産36万台分が消失した格好だ。前年比伸び率で見ると、17年3月(6・3%増)を境に鈍化が始まり、18年9月にマイナスに転じて以降はずっと前年割れが続いている(図1)。自動車産業は裾野が広いので、その不振が一国の経済全体に与える影響は大きい。

 主要国の自動車生産がピークアウトした主因は、米利上げに端を発する世界的な長期金利の上昇だろう。自動車のような高額商品はローンで購入するので、生産台数の伸び率鈍化と長期金利の上昇が相関するのは当然のことだ。

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