国際・政治ワシントンDC

国際開発金融公社と輸銀 予算成立で機能拡大=川上直

米輸銀は米中企業間の競争でどのような役割を果たしていくのか(Bloomberg)
米輸銀は米中企業間の競争でどのような役割を果たしていくのか(Bloomberg)

 2019年12月30日、ホワイトハウスの南側にある広場で、きれいにライトアップされたクリスマスツリーを見ることができた。「ナショナル・クリスマスツリー」と言われるもので、12月5日に行われた点灯式にはトランプ大統領夫妻が出席した。年の瀬に電飾クリスマスツリーを見るというのも日本ではできない経験だが、当地では一般家庭でも街中でも、年が明けてもまだしばらく飾っているところも多い。

 当地に赴任して2度目の冬を迎えたが、ナショナル・クリスマスツリーを見たのは初めてだ。いや正確に言うと、18年もクリスマス直前に見に来たのだが、ライトアップされておらず、真っ暗だったのだ。連邦予算が通らず政府機関閉鎖の真っ最中でライトアップが一時中止されたからだった。

残り1002文字(全文1326文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事