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タイ 本社売却する英字紙の懐事情=澤木範久

    売りに出される「バンコクポスト」の本社ビル(NNA提供)
    売りに出される「バンコクポスト」の本社ビル(NNA提供)

     創刊73年の歴史を誇るタイの英字紙『バンコクポスト』が、本社ビルや印刷工場を売りに出す方針を明らかにした。2月25日の臨時株主総会で売却承認を求める。売却益は負債の返済と電子版の強化に充てる。同紙は「今後の新聞発行に何の影響もない」としている。2019年3月末にはタイ語の姉妹紙『ポストトゥデー』の印刷を停止していた。

     売却されるのは、バンコクにある本社の土地やビルと、郊外の印刷工場・配送センターの土地、ビル、機械など。資産評価額は合わせて16億8000万バーツ(約58億円)。新聞の印刷はすでに外部に委託しており、工場は即時売却が可能。本社ビルは同紙の筆頭株主、スティキアット氏に売却した上、賃貸での継続使用を想定している。

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