国際・政治 ワールドウオッチ

インド 起業で増える「社会的企業」=尾久孝一

利益を上げながら、食品ロスなどの社会課題の解決も狙う(Bloomberg)
利益を上げながら、食品ロスなどの社会課題の解決も狙う(Bloomberg)

 インドの全国ソフトウエア・サービス企業協会(NASSCOM)の発表によると、インドでは2014~19年に、約9000社のベンチャー企業が誕生している。その中で、最近は「社会的企業」が増えている。

 社会的企業は、インドが抱える貧困や飢餓、大気汚染などの社会的な課題を解決するための製品を開発している事業体をいう。例えば、ステラップス社は生乳の品質検査機器の提供や、IoT(モノのインターネット)、ビッグデ…

残り305文字(全文507文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事