新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

台湾 鴻海がEV進出加速=井上雄介

新北市の鴻海本社(筆者撮影)
新北市の鴻海本社(筆者撮影)

 EMS(電子機器受託生産)世界最大手で、アイフォーンの受託生産で知られる鴻海(ホンハイ)精密工業。売上高の約5割を占める米アップル依存からの転換を目指し、次世代の事業の柱として力を入れるのが、電気自動車(EV)、デジタルメディスン、ロボットの三つだ。中でもEVに搭載される電子部品に大きなビジネスチャンスをみているとされ、今年に入って事業化に向けた動きが加速している。

 鴻海は2月7日、台湾の自動車メーカーで第2位の裕隆(ユーロン)集団と、EV製造の合弁会社を設立することで合意した。鴻海は、今年1月にフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とも同様の合弁会社設立を決めている。

残り219文字(全文515文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事