国際・政治 ワールドウオッチ

ドバイ 砂漠都市のごみ処理=池上理

埋立地には日々、大量のごみが運ばれる(筆者撮影)
埋立地には日々、大量のごみが運ばれる(筆者撮影)

 ドバイ首長国(ドバイ)の観光の定番と言えば、砂漠の観光ツアーだ。4輪駆動車に乗り砂漠を目指すと、道中、巨大な砂の山を多く目にする。実はこの山、ごみの埋め立て地。

 ドバイではごみの分別ルールがなく、埋め立て地で、作業員の手作業により缶、瓶が回収され、生ごみ、プラスチックなどまとめて埋め立てられる。世界銀行調査では、ドバイを含むアラブ首長国連邦(UAE)の1人当たりのごみの排出量は1・6キログラム/日と大量で…

残り308文字(全文513文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事