週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

新型肺炎で国際金融危機の懸念も=市岡繁男

     今回の新型肺炎の犠牲者は世界全体で3000人未満で、今のところはその直接的な影響が軽微だ。だが中国からの製品供給と物流が遮断されたことで、世界経済が被る打撃は大きい。今後は中国からの輸入物価上昇で、長らく続いた低金利時代が終焉(しゅうえん)を迎えるパラダイムシフトも起きかねない。

     さらに中国発の金融危機が起きる可能性も考えておきたい。いま中国の民間債務比率(民間債務総額÷名目国内総生産)は209%とバブル崩壊直後の日本と同じ水準である。それだけに今後は、大手…

    残り349文字(全文581文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月16日号

    コロナデフレの恐怖14 サービス業に「デフレの波」 失業増で負のスパイラルも ■桑子 かつ代/市川 明代17 市場に問われる開示姿勢 ■井出 真吾18 図解デフレ大国ニッポン ■編集部19 デフレ圧力は過去にない水準に ■永浜 利広20 コロナで「上がった下がった」ランキング ■編集部21 インタビ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット