過去の暴落局面より大きな米株価下落=市岡繁男
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米国株が動揺している。NYダウの終値が前日比で3%以上も変動した日は今年2月24日から3月5日にかけて6回もある。2012年以降、これだけ大きく動いた日は17回しかない。そんなめったにないことが起きているのだ。これは先行きの株価急落の前兆かもしれず警戒が必要だ。
今回の上昇相場は09年3月から10年以上が経過し、もはや相場は若くない。またバフェットレシオ(株式時価総額÷名目国内総生産)は、昨年末時点で178%と戦後最高の水準(図1)。つまり株価は…
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週刊エコノミスト
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