ニューヨーク 法改正で賃貸市場が大混乱=橋本孝
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ニューヨーク州は今年2月、「家主・借り主法(テナント保護法)」を施行。同法は、昨年夏に本格的な改正を行っていたもので、賃貸申し込み手続きの手数料や保証金の取り扱い方法など、住宅賃貸に関わる幅広い項目が改正された。
改正の多くは、賃借人の権利強化に関するものだ。例えば保証金については、金額の上限を家賃の1カ月分までにするというキャップ制の導入や、保証金預かり専用口座での保管を義務づけた。また…
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週刊エコノミスト
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