【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

国際・政治チャイナウオッチ 中国視窓

高齢化で不足する年金財源 コロナで国有株注入が加速=神宮健

高齢化が進み、年金財源の強化は課題だった(Bloomberg)
高齢化が進み、年金財源の強化は課題だった(Bloomberg)

 中国では新型コロナウイルス対策がきっかけとなり、不足する年金財源に国有株を注入する動きが加速している。

 新型コロナの感染が拡大した今年2月、負担軽減策として企業の年金保険料納付が減免された。これにより、公的年金の収入は約4700億元(約7・1兆円)減ってしまうため、中国財政省は、中央財政からの補充を増やしたり、国有資本の注入を加速したりすることで年金の財源を強化する措置を発表した。

 1990年代に作られた現行の公的な従業員年金制度は、当初の制度設計の問題や高齢化で、何もしなければ早晩、資金不足に陥ると早くから懸念されていた。2019年末で5兆元(約75兆円)以上あった累積余剰は、各種推計によって時期は異なるものの、30年代半ばまでには底をつくと予想されている。

残り958文字(全文1293文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月20日号

日本経済総予測2023第1部16 GDP成長率はG7中トップ 「眠れる美女」の覚醒に期待 ■谷道 健太/和田 肇19 インタビュー 竹増貞信 ローソン社長 「売上高はコロナ前を回復 冷凍食品や総菜の比率が上昇」20 個人消費 サービス中心に回復続く ■永浜 利広21 古くて新しい消費 家計防衛でコメ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事