インタビュー 全国銀行協会会長 三毛兼承 三菱UFJ銀行頭取 「取引先を迅速、柔軟にサポート」
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全国銀行協会(全銀協)の会長に4月1日、三菱UFJ銀行の三毛兼承(みけかねつぐ)頭取が就任した。新型コロナウイルス問題への対応や銀行界が抱える課題などについて聞いた。
(聞き手=浜條元保・編集部、構成=神崎修一・編集部)
── 就任して取り組むことは?
■新型コロナウイルス感染対応が最優先だ。銀行は、社会の礎としての金融サービスを通して、取引先や社会を支え続けるのが使命だ。3月に全銀協で感染防止や拡大抑制の観点からお客さま、従業員、家族の安全の確保を最優先として、業務の継続体制を構築、維持することを申し合わせた。影響を受けたお客さまの資金繰りに重大な支障が生じないよう、丁寧親身に相談にのり、金融面でのサポート要請に、迅速、適切、柔軟にお応えすることに万全を期す。
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週刊エコノミスト
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