国際・政治チャイナウオッチ 中国視窓

各界有力者の「生の声」続々 “ポストコロナ”を占う建議=岸田英明

    全人代、政協の両会に提出された建議から各界有力者の「生の声」がうかがえる(Bloomberg)
    全人代、政協の両会に提出された建議から各界有力者の「生の声」がうかがえる(Bloomberg)

     中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)と、国政助言機関の総会に当たる全国政治協商会議(政協)の「両会」が5月28日までに幕を下ろした。新型コロナウイルスの流行で例年より2カ月以上遅れて開かれた今年の全人代では、先行きが不透明な経済情勢から政府の成長目標は示されず、防疫と雇用安定化を最重視する施政方針が示された。

     例年、両会では首相による施政方針演説(政府活動報告)と、その年の重点施策を記した国民経済・社会発展計画、そして予算案の三つの文書が注目されるが、中国の最新の世情を知る上で有用な材料は他にもある。全国の各界から集まった両会議の代表・委員による政府向けの建議である。今年は全人代に約9000件、政協に6000件弱が提出された。

    残り999文字(全文1321文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月22日号

    EVと再エネ 儲かる金属14 日米欧中の電池大争奪戦 政府と企業の胆力が試される ■金山 隆一18 レアアースのネオジム 双日が豪ライナスに出資 ■小田切 尚登/編集部19 ネオジム磁石 大同特殊鋼とホンダが独自開発 ■編集部20 株価急騰 EVで注目の海外企業はこの5社 ■編集部21 銅 「新しい [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事