教養・歴史アートな時間

舞台 新国立劇場 「願いがかなうぐつぐつカクテル」=濱田元子

    左上から時計回りに、北村有起哉、松尾諭、森下能幸、花王おさむ、あめくみちこ、林田航平
    左上から時計回りに、北村有起哉、松尾諭、森下能幸、花王おさむ、あめくみちこ、林田航平

     世界中から愛されるドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデ(1929~95年)。よく知られる長編『モモ』は、少女が時間泥棒から時間を取り戻す戦いを通して現代社会の効率主義を鋭く批判する作品だ。

     ファンタジーの中で社会の問題をシニカルに浮かび上がらせ、意識の変化をめざしたエンデの精神は、この「願いがかなうぐつぐつカクテル」にも通底している。

     演劇学校で学び、演劇活動をしていたエンデが89年に書いた自作を戯曲化し、翌年に初演された。ドイツで毎年のように上演されている、大人も子どもも楽しめる人気作品だ。

    残り1050文字(全文1302文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    8月11・18日合併号

    2020年後半 日本・世界経済大展望第1部16 「沈没」する自動車大国 苦境・群馬が暗示する近未来 ■神崎 修一/柳沢 亮/加藤 結花19 「トヨタ超え」テスラ、三つの理由 ■中西 孝樹20 コロナワクチン開発 「実用化まで1年半」でも野心的 ■近内 健22 米大統領選 3項目でバイデン氏が優勢 ■ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット