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舞台 能楽公演2020 新型コロナウイルス終息祈願=小玉祥子

「翁」観世清和 能楽協会提供
「翁」観世清和 能楽協会提供

全流派の代表的演者が勢ぞろい 能、狂言の名作に触れる

 流儀の垣根を越えて当代を代表する能楽師と宗家クラスが顔をそろえ、人気演目を上演する「能楽公演2020~新型コロナウイルス終息祈願~」(能楽協会、日本能楽会主催)が、7月27日から8月7日まで東京・国立能楽堂で催される。当初は、「東京2020オリンピック・パラリンピック能楽祭」として企画されていたが、名称を改めて内容も一部変更された。名作に親しむには絶好の機会だ。

 7月27日が能「翁(おきな)」(シテ方観世流宗家の観世清和(きよかず)のシテ、狂言方和泉流の野村萬斎の三番叟(さんばそう))、狂言「末広」(狂言方大蔵流宗家の大蔵彌右衛門(やえもん)のシテ)、半能「石橋 古式(こしき)」(シテ方金春(こんぱる)流宗家の金春憲和(のりかず)のシテ)。

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