国際・政治ワシントンDC

脱炭素の切り札・水素 カリフォルニアが握る成否=川上直

    カリフォルニア州ミルバレーの水素ステーション(Bloomberg)
    カリフォルニア州ミルバレーの水素ステーション(Bloomberg)

     ワシントンDCの日本人駐在員はその多くが3月中旬から始めた在宅勤務を継続中だ。車で遠出をすることもないのでガソリンもなかなか減らないが、先日、数カ月ぶりにガソリンスタンドで給油をした際、ガソリン価格が大きく下がっていることに驚いた。油価が下がったから当たり前なのだが、「ステイホーム」は、こういうちょっとした生活感覚も狂わせてしまうのかとあぜんとした。

     新型コロナウイルス危機によって、原油市場は不安定化した。米国のエネルギー安全保障を支えてきたシェール業界も先行きが不透明だ。コロナ危機が、脱炭素化の必要性を人々に再認識させたことは間違いない。

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