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国際・政治 ワシントンDC

黒人男性暴行死で脚光 「ジュンティーンス」=中園明彦

通りに「ブラック・ライブス・マター」の文字が(筆者撮影)
通りに「ブラック・ライブス・マター」の文字が(筆者撮影)

 黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察官に逮捕された際に窒息死した事件をきっかけに、黒人差別抗議運動が全米に広まっている。その最大の動きが「ブラック・ライブス・マター(BLM、黒人の命は大切だ)」だ。2013年にフロリダ州で発生した白人警察官による黒人少年射殺事件を発端にSNS(交流サイト)で始まった動きであるが、昨年までは大きな事件が発生した時以外、特に目立った活動はなかった。

 ところが今年になって、ホワイトハウスの正面にあるラファイエット公園を起点とした大通りが、突然ワシントンDC市長の意向でBLMプラザと改名され、黒人差別抗議運動を象徴する場となった。今でも週末を中心に、抗議活動賛同者と見物人であふれている。

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