亀沢宏規 三菱UFJフィナンシャル・グループ社長
有料記事
「前期は2位だったが、今期は逆転できる」
4月に就任した三菱UFJフィナンシャル・グループの亀沢宏規社長に、コロナ禍の対応とその後の戦略を聞いた。
(聞き手=浜條元保/岡田英・編集部)
── 足元の資金需要はどうか。
■1.6万件の相談に対して、融資実行額が4兆円。コミットメントライン(融資枠)や海外も含めると12.5兆円になっている。向こう1年の資金繰りをカバーしているのではないか。この後、どのくらいで世の中がリカバーしていくのか、新型コロナウイルス感染拡大の第2波、第3波が来るのかにもよるが、今は一旦落ち着いている。
── コロナ禍は、4~6月がボトム(底)という前提か。
残り1133文字(全文1420文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める