クラシック 藤原歌劇団公演「カルメン」=梅津時比古
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ビゼー作曲 オペラ全4幕〈字幕付き原語(フランス語)上演〉
安全性に徹底配慮して対応 「カルメン」待望の公演再開
新型コロナ感染者は新たな増勢を見せているが、その中で、クラシックのコンサートが徐々に再開され始めた。独奏や室内楽を皮切りに、かなり難しいと思われたオーケストラ団体も、シンフォニーや協奏曲まで踏み込んでいる。
もちろん、バイオリンとピアノのデュオや、弦楽四重奏の場合、演奏者はマスクかフェイスシールドをしたうえに、これまで以上に互いの距離を置いての演奏になる。オーケストラの場合も、管楽器を除いて全員がマスク等を着用し、多くの楽団で、バイオリンのプルト(譜面台)は前の列と後ろの列で1・5メートル、隣同士の椅子は80センチ空けて座る並び方になっている。
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週刊エコノミスト
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