ロシア 海外進出に躍起なアニメ業界=大北祐
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近年、ロシアではアニメーション分野の世界進出が進んでいる。アニメーション映画協会によると、2019年の世界のアニメ市場は2500億米ドル(約26兆円)を超えるが、そのうちの25億ドルがロシアでの制作だ。世界的なヒット作も出ており、代表的な作品「雪の女王」は30の言語に翻訳、150以上の国で放映されだ。
ロシアのアニメ作品の特徴として挙げられるのが、未就学児をターゲットにしたものが多いという点だ。すでに国内では飽和状態にあるという声も聞こえるほどだ。
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