国際・政治ワールドウオッチ

インド 映画産業 コロナ閉鎖から再開へ=成田範道

ムンバイにある映画館 (Bloomberg)
ムンバイにある映画館 (Bloomberg)

 製作本数、観客動員数で世界最大の規模を持つインド映画産業は、世界的人気を誇る。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で劇場は長期閉鎖していたが、営業再開に向けて動き出した。

 インドでは3月25日から全土でロックダウンが始まり、映画館は閉鎖、映画の撮影も禁止に追い込まれた。映画館は今なお閉鎖が続いているが、撮影は6月から規則上は再開が認められた。

 インドの映画産業がここまで長期にわたって中断するのは、インド独立後初めてのことだった。

残り249文字(全文472文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事