カリフォルニア 拡大した山火事の政治問題化も=瀧口範子
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カリフォルニア、オレゴン、ワシントンの西海岸3州に及ぶ大規模な山火事が発生した。9月15日までの時点で、3州では500万エーカー(約2万230平方キロ)が焼け、数千人が家を失った。現在もカリフォルニア州内では29件の山火事に対処するため、約1万6000人の消防士が出動し、昼夜を問わず消火に当たっている。
今回の山火事は、地球温暖化の影響も大きいと考えられる。少雨と高温の夏を経て森林が過度に乾燥したところに、落雷が起こったことが原因とみられている。また、強い季節風の影響で、消火活動のスピードよりも速く火が広範囲に燃え広がった。
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