国際・政治ワールドウオッチ

インド 不法臓器売買が横行か=中島敬二

    インドでは不法臓器売買は厳しく処罰される(写真はイメージ) (Bloomberg)
    インドでは不法臓器売買は厳しく処罰される(写真はイメージ) (Bloomberg)

     インドでは、新型コロナウイルスに感染しても、医療サービスを受けることができない人が多いが、仮に感染しても病院に行きたがらない人も多い。根底にあるのは「病院に行ったら臓器売買目的で殺されるかもしれない」という不信だ。実際、「不法臓器売買を行うマフィアが、政府の目が届かない地方で暗躍している」とのうわさは絶えない。

     インドでは1994年に臓器移植法が制定され、不法臓器売買の取り締まりが厳しくなり、違反すると5~10年の懲役と200万~1000万ルピー(約290万~1440万円)の罰金を科せられることになったが、それ以前は、臓器目当ての殺人事件が度々報道された。臓器移植手術のために海外から訪れる人々も後を絶たなかった。その頃の記憶がインドの人々には根強く残っている。

    残り193文字(全文528文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月15日号

    税務調査 コロナでも容赦なし!16 コロナ「中断」から再開 効率化で申告漏れ次々指摘 ■種市 房子19 元国税局芸人に聞く! さんきゅう倉田「手ぶらでは調査から帰らない」23 国税の「最強部隊」 「資料調査課」の実態に迫る ■佐藤 弘幸24 「やりすぎ」注意! 死亡直前の相続税対策に相次ぎ「待った」 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事