国際・政治チャイナウオッチ 中国視窓

金融機関の破綻処理は一段落 支配株主の暴走防ぐ新ルール=神宮健

    9月に解散が決まった安邦保険集団(Bloomberg)
    9月に解散が決まった安邦保険集団(Bloomberg)

     中国では、公的管理下に置かれた金融機関の処理が進んできた。違法経営などから支払い余力不足に陥って中国当局に2018年2月に接収された保険大手の安邦保険集団は、問題資産を除いて新設の受け皿会社「大家保険」に譲渡され、今年2月に接収が終了、9月に解散が決まった。

     内モンゴル自治区の地方銀行、包商銀行も大株主による資金流用などで信用リスクが顕在化し、当局が19年5月に接収。今年5月、安徽省の徽商銀行と新設の蒙商銀行に業務が譲渡された。

     安邦保険集団も、包商銀行を傘下に収めていた明天集団も、グループの一部の人々に実質的に支配されていた。

    残り1015文字(全文1283文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月22日号

    EVと再エネ 儲かる金属14 日米欧中の電池大争奪戦 政府と企業の胆力が試される ■金山 隆一18 レアアースのネオジム 双日が豪ライナスに出資 ■小田切 尚登/編集部19 ネオジム磁石 大同特殊鋼とホンダが独自開発 ■編集部20 株価急騰 EVで注目の海外企業はこの5社 ■編集部21 銅 「新しい [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事