国際・政治ワールドウオッチ

広州 歴史的建物が取り壊しの危機=太田元子

取り壊し予定の商店街 尹健章撮影
取り壊し予定の商店街 尹健章撮影

 歴史的建造物が多く、広州の名所の一つとなっている東山地区の一部が取り壊しの危機にあり、市民が不満を募らせている。

 東山地区は広州市中心部に位置し、中華民国時代に作られたレンガや石造りの洋館が建ち並ぶ閑静な住宅地で、古くから役人など特権階級の居住エリアとして栄えてきた。現在も軍や政府関係者が多く住んでおり、アンティーク好きな外国人にも人気がある。おしゃれな建物を利用したカフェやバー、ギャラリー…

残り298文字(全文496文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月9日号

EV失速の真相16 EV販売は企業ごとに明暗 利益を出せるのは3社程度■野辺継男20 高成長テスラに変調 HV好調のトヨタ株 5年ぶり時価総額逆転が視野に■遠藤功治22 最高益の真実 トヨタ、長期的に避けられない構造転換■中西孝樹25 中国市場 航続距離、コスト、充電性能 止まらない中国車の進化■湯 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事