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ラオス 佳境を迎える中国ラオス鉄道建設=山田健一郎

建設は佳境へ 筆者撮影
建設は佳境へ 筆者撮影

 東南アジア唯一の内陸国であるラオスでは、中国ラオス鉄道の建設が佳境を迎えている。10月には、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車が生産する最新列車の導入が決定した。車両は鮮やかな緑色の塗装が特徴で、その見た目から米国のスーパーヒーローである緑色の巨人、通称「超人ハルク」と呼ばれている。

 中国ラオス鉄道は、首都ビエンチャンから中国国境までの約420キロの単線電化鉄道の建設で、多額の対外債務に苦しむラオスが中国企業…

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