金価格に下げ止まりのサイン=市岡繁男
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ニューヨーク金先物相場が今年8月6日、1トロイオンス=2069ドルの史上最高値を付けた後、軟調な展開が続いている。そんな金価格の低迷は今年7月末に予兆が表れていた。金価格はこの時、月足ボリンジャーバンドの+3σ(シグマ)ラインに接していたのだ。
ボリンジャーバンドとは、移動平均線と値動きの標準偏差(σ)から相場の状況を分析する指標で、値動きの約95%は移動平均線から±2σの間に収まると考える。月足の金価格の推移をボリンジャーバンドで振り返ると…
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週刊エコノミスト
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