新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

インド 減らぬカースト絡みの名誉殺人=中島敬二

「職を奪われる可能性が高い」と指摘が…… (Bloomberg)
「職を奪われる可能性が高い」と指摘が…… (Bloomberg)

 インドの首都デリー近郊のグルグラム(旧称グルガオン)で11月、28歳の男性が同じ村の青年らに殺された。青年らは、男性がインドの伝統的身分制度「カースト制度」の外側に属するダリット(不可触民)出身の女性と結婚したことで、コミュニティーが汚されたと主張する。

 1947年の独立時には全インド人口の半数をダリットが占めていた。独立の父ガンジーは彼らをハリジャン(神の子)と呼び、インド憲法を作った初代法務…

残り302文字(全文502文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事