国際・政治東奔政走

「GoTo」がコロナの主題か 本質論から逃げる“実務型”政権=平田崇浩

観光戦略実行推進会議で、発言する菅義偉首相(右から3人目)。「GoTo」で「やってる感」をかもしつつ、肝心の感染対策は「個人頼み」だ(首相官邸で12月3日)
観光戦略実行推進会議で、発言する菅義偉首相(右から3人目)。「GoTo」で「やってる感」をかもしつつ、肝心の感染対策は「個人頼み」だ(首相官邸で12月3日)

 新型コロナウイルスの第3波が医療現場を崩壊の危機に追い込む中、秋の臨時国会は感染拡大を防止する有効な対策を打てないまま閉会した。人・物・カネ・法制度など全ての角度からあらゆる手立てを直ちに講じなければ、感染者や医療従事者、その他の治療を必要とする傷病者の命が守れなくなる恐れのある深刻な事態だ。にもかかわらず、観光需要を喚起する「GoToトラベル」事業の是非を最大の焦点に右往左往する政治の失態が日本の歴史に刻まれた。

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