べラルーシ 初の原発完成も先行きに暗雲=前谷宏
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旧ソ連のベラルーシで初の原子力発電所「ベラルーシ原発」の1号機が完成し、11月から試験送電を開始した。建設中の2号機と合わせて2022年までに商業運転を開始する予定。ルカシェンコ大統領は「ベラルーシが原子力大国になる歴史的瞬間」と喜んだが、先行きには暗雲も漂う。
露メディアによると、11年に建設が始まった同原発で作った電気は当初、電力不足に悩むバルト三国への供給が見込まれていたが、原発の立地が国境から約…
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週刊エコノミスト
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