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小説 高橋是清 第125話 第2次大隈内閣=板谷敏彦

    (前号まで)

     大蔵大臣に就任した是清は正貨危機解消のため外貨建て鉄道債発行の道筋をつけるが、ジーメンス事件が勃発、山本内閣は総辞職に追い込まれた。

     大正3(1914)年3月24日、第1次山本権兵衛内閣が総辞職。是清も大蔵大臣を辞任した。

     山本内閣は大正政変を機に成立、政友会を与党として行財政整理を進め、陸海軍現役武官制の改正、文官任用令の改正などを断行したが、どう見ても海軍であり薩摩閥でもある。首相の山本自身がいくら潔白であろうとも、海軍高官による汚職、ジーメンス事件の衝撃は大きかった。

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