長期金利2%接近なら株価急落=市岡繁男
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米バイデン新政権は昨年12月に承認された9000億ドル(約93兆円)の経済支援策とは別に、1・9兆ドルの新規経済対策を行う予定だ。株価は景気浮揚効果を期待し、世界的規模で高値を更新中だ。
だが、その一方で株価の天敵である長期金利も上昇し始めている。これまでは低インフレと米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和で金利上昇が抑えられていたが、一連の政策で財への需要が急増、製造業を中心に賃金が高騰している。過去は賃金の伸び率と金利が連動しており(図1)、金利はこ…
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週刊エコノミスト
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