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高くなりすぎた自動車価格=市岡繁男

 50年前、少年たちの憧れはウインカー付きの5段変速自転車で、当時3万円もした。今なら変速機付きの軽快車が1万円程度で購入可能だ。そんな価格破壊が進んだ自転車とは対照的に、自動車の値段はそれなりに値上がりしている。

 1970年ごろの標準的な大衆車は50万円程度で売られていたが、いまは約200万円だ。だが車名は同じでも車両のサイズや排気量が異なるし、何よりも装備の充実が著しい。実際、こうした質の向上を考慮したクルマの消費者物価指数(CPI)はほぼ横ばいだ…

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