復興、コロナ「国頼み」は限界 住民主導が力示した震災10年=人羅格
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菅内閣の迷走は加速の一途をたどっている。総務省幹部への接待問題は、今度はNTTにまで飛び火した。
もともと無理筋だった早期解散は、いよいよ難しくなった。ポイントは秋の段階で、菅義偉首相に自民党総裁選と衆院選を乗り切る体力が残されているかだろう。
「小池主導」の延長
緊急事態宣言の全面解除問題は結局、東京圏1都3県の2週間延長で落ち着いた。
首相としては3月7日の期限をもって宣言を解除し、成果を強調したい局面だった。だが、小池百合子東京都知事は解除に慎重姿勢をにじませ、外堀を埋められた。
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